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夏休みの邦画実写注目作のひとつになる高橋文哉主演の『ブルーロック』が公開された。人気サッカー漫画を原作にする本作は“サッカーワールドカップで日本を優勝に導くストライカー育成”がキーワードになり、この夏の「FIFAワールドカップ2026」で日本代表が掲げていた目標とリンクする。
日本中を熱狂の渦に巻き込んだサッカー日本代表選手たちの奮闘が記憶に新しいなか、本作は原作ファンやサッカーファンだけでなく、ワールドカップで日本を必死に応援した一般層を取り込めるか。
公開初日3日間は、週末映画動員ランキング9位(興行通信社調べ)という苦戦のスタートとなった。しかし、夏休みはまだ前半。サッカーは後半勝負だ。異色のスポーツ版デスゲームというべきサッカー映画が、この先の興行で大逆転シュートを決めるか。
『キャプテン翼』でも『少林サッカー』でもない
本作は、『週刊少年マガジン』(講談社)に連載され、累計発行部数6000万部を超える同名人気サッカー漫画が原作。これまでに、2022年にテレビアニメ化され、24年には劇場版アニメが興収18.1億円のヒット。舞台やスマホゲームにもなり、メディアを超えて幅広い年代のファンを熱狂させてきたなか、満を持して実写映画化された。
物語の舞台は、青い監獄(ブルーロック)。日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた施設になり、全国から集められた類まれな才能を持つ300人の高校生フォワード選手が、サッカー人生をかけて熾烈なサバイバルバトルを繰り広げる。
特徴的なのは、その物語性だ。ブルーロックは強いサッカーチームを作るためのプロジェクトではない。そこに入る選手は、全員がフォワードでありストライカーだ。そのなかから、世界に通用するただ1人の最強のストライカーを育成することを目的にする。


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