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「キャプ翼」でも「少林サッカー」でもない…実写サッカー映画『ブルーロック』で感じた独自性 出足鈍いが巻き返せるか

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ブルーロック
サッカー漫画の常識を覆す異色の実写映画『ブルーロック』をレビューする(写真:『ブルーロック』©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS)
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それはスポーツを題材にした異色のアクション映画でもある。サッカー選手たちが登場人物にはなるが、その物語性は『キャプテン翼』とはまったく異なる。『スクール☆ウォーズ』や『ROOKIES』でもない。もちろん『少林サッカー』との共通点は皆無だ。挙げるなら『イカゲーム』や『今際の国のアリス』が近いだろう。

そこで描かれるのは、サッカーを題材にしたデスゲームだ。

(写真:『ブルーロック』©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS)

超豪華若手俳優が集結して演じる個性的なキャラクター

本作は、選手たちが極限状態で人生をかけたゲームに挑む物語であり、そこでカギになるのはキャラクターだ。

原作の個性豊かな登場人物たちを、実写版では誰がどんな姿でどう演じるか。それが大きな注目ポイントだったが、今年1月から公式SNSでキャストが順次発表されてきたなか、その都度ネット界隈は盛り上がっていた。漫画実写化恒例のファンによる“原作キャラクター再現度”審査の結果は好評だった。

しかも、そのキャスト陣が超豪華。原作とのビジュアルも雰囲気もピッタリと高評価の主人公・潔世一役の高橋文哉、チームメイトの蜂楽廻役の櫻井海音、五十嵐栗夢役の青木柚のほか、中性的な雰囲気の千切豹馬役の高橋恭平、強靭なフィジカルの熱血漢・國神錬介役の野村康太、大企業の御曹司・御影玲王役の綱啓永、天才フォワード・凪誠士郎役のK(&TEAM)などなど、ドラマや映画で頻繁に顔を見かける売れっ子ばかり。若手スターが勢揃いしている。

(写真:『ブルーロック』©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS)

加えて、彼らだけでなく、ブルーロックに挑む選手の多くを、いままさに第一線で活躍中の新鋭俳優たちが演じる。そこには、これから世に出る新人も名を連ねる。だから、すでに小中高生を含めた若い世代の女性からキャスト陣への熱い視線が集まっている。

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