プルナスキー氏は、スマホに気を取られる瞬間を減らすことがGemini Intelligenceの根本の思想だと説明した。画面の中に便利な機能を増やすのではなく、画面を見なくても済む場面を増やす。新型Pixelの新機能は、この方針で読み解くと輪郭がはっきりする。
画面を開かせないための光
この思想を最もわかりやすく形にしたのが、Proモデル限定の「HiLight(ハイライト)」だ。背面カメラバーのフラッシュ周囲にカラーLEDを内蔵し、スマートフォンを伏せて置いたままでも、光の色とパターンで情報を伝える。Geminiに話しかけると、聞いているのか、考えているのか、答えようとしているのかを光で示す。特に大切な人を選んで、その人からの着信だけに好きな色を割り当てることもできる。
プルナスキー氏は「今日のプレゼンの準備をするときにも助かりました」と自身の使用場面を明かした。妻からの電話を見逃す心配をせずに、目の前の作業に集中できたという。
もっとも、HiLightが光る場面は今のところGeminiの状態表示と着信通知の2つしかない。対応を広げないのかと問われたプルナスキー氏は、HiLightを何にでも対応させて頻繁に光らせれば、それ自体がユーザーの注意を散らす原因になると述べた。気を散らすものを日常から取り除くという使命に反するためで、機能追加は電力や性能とのバランスを考えながら、今後のソフトウェア更新「Feature Drops」で段階的に進めるとした。


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