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「来年のクリスマスにはいない…」3度の結婚とがん告知の66歳《20歳下夫の献身と"ご機嫌療法"》で絶望を克服できたワケ

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20歳年下の夫 がんサバイバー
三松さんの闘病を支えている20歳年下の夫「ダーリン」と(写真:三松真由美さん提供)
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電車の中で隣に座る人を見ても、以前とは違う感覚が芽生えたという。

「女性の8人に1人が乳がんになるという数字があります。例えば地下鉄に乗っているとき、乗客の人数を9人ずつ数えるようになりました。実際、がんになったことを友人に知らせたら、自分の身内もがんになったと教えてくれた人がたくさんいました」

がんサバイバーの友人もたくさんできたと話す三松さん(写真:三松真由美さん提供)

がん治療の日々で見つけた「ご機嫌療法」の形

現在も治療を続けている三松さん。メンタルが折れそうになるときこそ、自分を奮い立たせて動くようにしている。「落ち込むと、そっちに引きずられちゃうから」と笑った。

がん治療の過酷さに、途中で治療をやめてしまう患者もいると聞く。だからこそ、三松さんは「自分なりのご機嫌の見つけ方」を持つことが何より大切だと語る。

「私にとってそれは運動と友達だったけど、人それぞれでいいと思います。絵でもいいし、料理でもいい。長い治療だからこそ、自分のメンタルをキープする方法を、健康なうちに絶対見つけたほうがいいです」

副作用への不安については、身近で相談できる医師の存在の大切さも強調した。

「手術をするのは大きい病院になりますが、大学病院のようなところの診察は、いつも待ち時間も長く、自分の番がきてもドクターとは最大20分くらいしか話せません。だから、寄り添ってくれて何でも知っているドクターが別にいることが、すごく大事だと思います」

三松さんは、「抗癌剤副作用対策」「がん 補助療法」「がん セカンドオピニオン」などで検索するなど、自ら情報を取りに行く姿勢が大切だと話す。ただし、怪しい民間療法や高額サプリの販売などには注意が必要だ。

三松さんが何でも相談するセカンドドクター・水道橋内科クリニックの浜口玲央先生(写真:三松真由美さん提供)

現在、抗がん剤投与後の全摘手術が成功したという三松さん。麻酔で眠っている最中も“イケメンの夢”を見てご機嫌な手術だったという。退院した翌日には「The Fitness Marshall」でのダンスを再開。右腕は控えめな角度で上げて、リハビリをしている。あいかわらず、商業施設までご褒美のソイラテを目指してジョギングしている。

がんという言葉は、ある日突然、何の前触れもなく日常に入り込んでくる。それでも、その日々をどう過ごすかは、自分で選び取ることができる。三松さんが見つけた"ご機嫌療法"の形は、その確かな証しだった。

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