スタートアップにとって、資金調達は成長を加速させるための大きなドライバーだ。資金があれば、自社の収益以上の大きな投資が可能になる。さらに資金調達の成功は、投資家や金融機関から「成長期待が持てる」と判断された結果でもある。
フォースタートアップスが運営するSTARTUP DBは、国内スタートアップの資金調達額を毎月ランキング形式でレポートしている。2026年7月分の結果から、調達額上位の企業と投資の内訳を確認していきたい。
CO2排出量可視化のクラウドサービスを展開するアスエネが、シリーズDラウンドで135億円もの巨額調達を行った。世界最大の資産運用会社である米ブラックロックとシンガポールの政府系ファンド・テマセクの合弁企業、Decarbonization Partnersがリード投資家として名を連ねている。
内訳は第三者割当増資によるプライマリーが68億円、セカンダリーが37億円、三井住友銀行からの融資が30億円となっている。調達の経緯や使途については、同社の西和田浩平CEOが、8月7日配信記事「ブラックロック系が日本の新興企業に初出資 アスエネがシリーズDで135億円調達しても『IPOを遅らせる』理由」で詳細に語っている。
Turingは三菱UFJからの融資58億円に加え、エクイティで68億円調達
生成AIを活用した完全自動運転車の開発を進めるTuringは、三菱UFJ銀行との融資契約で58億円を調達した。これとは別にAMD Venturesや三菱商事、三菱UFJ銀行から68.2億円のエクイティ(株式発行)を発表しており、両者を合わせたシリーズAエクステンションラウンドの調達総額は126.2億円に達する。
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