これまでエリートの証明だった「偏差値」が、いま大きく揺らいでいます。
大学入試も企業採用も、知識量や点数だけでは測れない力を重視する方向へ。その背景にあるのが、生成AIの急速な進化です。
では、AI時代に本当に価値を持つ「頭のよさ」とは何か。
新刊『最難関大学の予想問題で鍛える 一生食える地頭力』を上梓したサマデイグループCEOの相川秀希氏が、これから一生武器になる「地頭力」の正体と、その鍛え方を解説します。
「AI面接は認めない」大学入試改革が映す「偏差値エリートの終わり」
企業の採用担当者や経営者の方々と話していると、みなさん口を揃えて言います。「優秀な若者の定義が変わった」と。
かつて優秀とは「正解を早く出せる人」でした。いまは違う。「正解のない中で、独自の問いを立てられる人」がほしい、と。
そしてこの変化は、ついに制度となりました。
2026年5月27日、文部科学省は2027年度大学入学者選抜実施要項の変更点を通知。総合型選抜・学校推薦型選抜において、原則として面接による評価を必ず行うことが明記されたのです。オンライン面接は可。集団討論もプレゼンも可。
ただし、AI面接は認めない。この一行に、時代の本質が凝縮されています。
人を評価する場から、AIが外された。裏返せば、「人間が人間を見る場でしか測れないものがある」と国が宣言したわけです。


