有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #「人事の裏側、明かします」人事担当マル秘ノート

アロハシャツで飲酒疑惑のワーケーション課長、地方へ「こっそり移住」社員…無法地帯の「リモート勤務」 人事部の葛藤

7分で読める
リモートワークによって、仕事の生産性が上がるならいいのですが……(写真:わたなべりょう / PIXTA)
2/5 PAGES

とはいえ、フルリモートによって生産性が上がっているかといえば、疑問が残る。むしろ下がっているのではないかと思う場面すらある。その最たる例が「レスポンスの遅さ」だ。

業務のやり取りはチャットツールが基本だが、各自が自分のペースで対応するせいか、返信が極端に遅れることがある。トラブル発生時に急ぎで確認したくても担当者がつかまらず、結果的に客先へ迷惑をかけてしまったケースも耳にする。

こうしたコミュニケーションのタイムラグが積み重なり、現場では確実に見えないロスが生じている。フルリモートを数年続けてきた今、「ひずみ」が出てきているのは明らかだ。社員の働きやすさと引き換えに、職場が少しずつ「無法地帯」と化している現状を、人事として見過ごせない時期に来ている。

「ワーケーション」を履き違えたエース社員

まずは、社内で実際に起きた事例を紹介しよう。

1つ目は、現場の社員から聞いた話だ。部署をまたぐ大型プロジェクトの、とある重要なオンライン会議でのこと。画面に登場したマーケティング部のA課長(43歳・男性)の異様な姿に、参加メンバーは言葉を失ったという。

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数