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街に、そして普段の生活に溶け込む異国、見えない支え合いの現実――外国人労働者が消えた後の日本を想像する

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建設・解体作業の現場では多くの外国人が働いている(写真:PIXTA)
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「たまねぎがないじゃないのよ!」と詰問調の韓国語が耳に飛び込んできた。拙宅最寄り駅改札前にある韓国料理店からの声だ。「買ってきたはずだけどな……」としょぼくれたような声で、夫であろう男性が返す。夕刻、開店前にここを通ると、長らく繁盛しているような店だが、夫婦間で交わされる、どこかけたたましい韓国語がよく耳に入る。

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最寄り駅から拙宅までは約1キロメートル。韓国料理店を過ぎると、インド・ネパール系などエスニック料理のレストランが並ぶ。うち、インド料理店のタンドリーチキンは絶品だ。2つ買っている間に、色鮮やかな民族衣装サリーを着た女性たちがお店の中に入っていった。

帰り道には3軒のドラッグストアと、同じく3軒のコンビニエンスストアがある。ドラッグストアではほぼ日本人従業員だが、コンビニの従業員はほぼ外国人だ。

最近、コンビニ店員の名札が一律に「スタッフ」となってしまって、その店員の国籍を想像するのが難しくなったが、おそらくベトナム、ミャンマー、中南米の人が多いと思う。お年寄りの要望に商品を探し出し、幼稚園、小学生には目線を下げて笑顔で対応している姿は、すでに日常の光景だ。

私にも「きょうは1本だけですね?」と、レジでミャンマー人女性の店員が笑顔で言ってきた。

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