「10年で外国人倍増」相談件数急増の世田谷区から見る日本社会の歪み、"排外的な風潮"が日本人をも傷つける皮肉

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外国人関連だけでなく、区内のさまざまな課題を議題に上げてきた世田谷区議会議員のオルズグル氏(写真:オルズグルさん提供)
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「外国人よりもむしろ、日本人からのご相談が増えているんです」

蔓延する排外的な風潮が、日本人をも傷つけている

オルズグルさんはそう語る。中央アジア・ウズベキスタン出身の政治家だ。2007年から日本に住み、日本国籍となり被選挙権を得ると、2023年の世田谷区議会議員選挙に立候補、当選を果たした。

多様性を認め合い、新たなチャレンジを応援し、女性やマイノリティの声を届けることを軸に政治活動を続けている(写真:筆者撮影)

以来、外国人も含めさまざまなバックボーンを持つ人々やマイノリティに寄り添う社会の実現に向けて世田谷議会でも活発に発言してきたが、2025年から風向きがはっきりと変わったことを肌で感じている。言うまでもなく、排外的な風潮の高まりだ。

「たとえば国際結婚をしているご夫婦で、配偶者の外国の方が外を歩くたびに冷たい視線を感じたり、嫌な言葉を投げかけられたりして怯えているとか。日本に生まれ育った日本人だけど、外国ルーツなので顔立ちは日本人とは違う方がタクシーの乗車拒否をされたり。子供がハーフなんですがいじめに遭っているというお話も聞きます。

こういったご相談はかなりの部分が日本人からなんですね。2025年の参院選と都議会選を境に、相談件数は相当量、増えたと思います」

外国人だけでなく、たくさんの日本人も傷ついてると、オルズグルさんは訴える。

本連載では、さまざまな事情で母国を離れ日本で生活する方を対象に、取材にご協力いただける方を募集しています。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
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