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2025年の国内キャッシュレス決済比率は58%。大手通信キャリアが提供するスマートフォン決済の「d払い」「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」も、普及から浸透フェーズに移行している。
そうした中で、キャリアが次なるターゲットに見据えるのが金融サービスとの連携だ。
今年7月1日には、NTTドコモ・フィナンシャルグループ(FG)が設立された。一方、KDDIではauペイメントと合併した新生auフィナンシャルサービスが始動した。
キャリアの金融連携が強化されることで、私たちにいったいどのようなメリットがあるのか。各社の戦略をひもときながら、お得に使い倒す方法を探ってみたい。
住信SBIが「ドコモの銀行」に
金融事業の体制構築で後れを取っていたドコモは、7月1日に100%子会社のNTTドコモFGを設立。ドコモからdカードやd払いなどの決済サービスを継承し、傘下に住信SBIネット銀行(8月3日からドコモSMTBネット銀行)、マネックス証券、ドコモ・ファイナンス、ドコモ・インシュアランスを備えた新体制になった。
これにより、決済に加えて、銀行、証券、ローン、保険という個人の金融に関する行動を一気通貫して提供できるようになった。

