楽天グループでも金融再編を予定している。現在は楽天グループ傘下にある楽天銀行、楽天カード、楽天証券が、10月1日以降は楽天銀行を頂点に、その傘下に楽天カードと楽天証券が配置されるという1つのグループに集約される。銀行の「貯める・借りる」から、カードの「使う」、証券の「増やす」まで、ユーザーの金融行動を一気通貫してサポートできるようになる。
この新楽天銀行グループと楽天経済圏を結ぶのが楽天ペイだ。楽天ペイは、楽天カードや楽天銀行などからチャージした楽天ペイ残高(楽天キャッシュ残高から名称変更)で決済すると、1.5%のポイント還元が得られる。しかし、1%還元に引き下げる条件変更が発表された。
本当なら3月1日から実施される予定だったが、準備の都合により現在は保留中となっている。とはいえ、取りやめにはなっていないので、いつ実施されることになるのか気になるところだ。
楽天経済圏がグループ外にも拡大
また、楽天グループのサービスを連携する楽天市場のポイントアッププログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」にも新たな動きがあった。
楽天カードで楽天市場の決済をすることで+2倍、楽天モバイルの契約者がエントリーすることで+4倍、楽天銀行や楽天証券で条件を達成することで+0.5倍、+1倍など、SPUは楽天経済圏を横断的に利用するきっかけとなるサービスだ。
このSPUの対象サービスに、7月1日からファミリーマートも加わった。ファミマで楽天ポイントカードを提示して、月間合計3000円(税込)以上の買い物をすることで+0.5倍になる。
これら17のさまざまなサービスを利用することで、楽天市場の買い物が最大18.5倍になる。SPUに楽天グループ以外の企業が参加するのは今回が初めてのこと。今後、グループ外に門戸が開かれると、SPUのメリットがより拡大しそうだ。

