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ホンダ「Super-ONE」最大260万円の補助金より注目すべき、航続距離で測れない新たなEVの在り方

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1980年代の「シティターボⅡ」を思わせるワイドボディでも話題の1台(筆者撮影)
1980年代の「シティターボⅡ」を思わせるワイドボディでも話題の1台(筆者撮影)
  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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ブーストモードではそこに、EVでは苦手としてきた高回転の伸びが加わる。高速道路での流入路などでこれを使うと気持ちいい。音は大きくなり、メーターの色もボタンと同じパープルになる。

足回りで目立つのは、タイヤサイズが155/65R14から185/55R15へと太くなっただけでなく、大径にもなったこと。にもかかわらず最低地上高は同じなので、サスペンションは低く固められているということになる。

低く固められたといっても日常的に困る低さや固さではまったくない(筆者撮影)

それでもシートの良さにも助けられて、路面からのショックは角がない。それよりもハンドリングの素晴らしさに感心する。フロントサスペンションのロアアームをアルミ鍛造で作り替え、リアではサスペンションアームを厚くするなど、アナログな技がしっかり実を結んでいる。

航続距離ではない新たなEVの形

日常利用で気になったのは、小回りが利かなくなったこと。たしかに最小回転半径は4.5mから5.2mになっている。

路面によってはロードノイズも気になった。静かで乗り心地の良いタイヤを履かせたラグジュアリー仕様もありかもしれない。

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満充電での航続距離は、残量80%、エアコンONで125kmぐらい。50%でも300km近く走れたテスラ「モデルY L」に比べると心許ないけれど、それでも補助金の後押しもあって売れている。

スーパーワンのようなクルマが広まれば、実際の使用環境とはかけ離れた航続距離を求める声は、少なくなるのではないだろうかという期待も抱いた。 

【写真を見る】ホンダ「Super-ONE」最大260万円の補助金より注目すべき、航続距離で測れない新たなEVの在り方(15枚)

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