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最初に必要なのは、注意ではなく「脳が聞ける状態」
前回の記事(「そんなに怒ってないのに」子どもが傷つく理由→親の「ひと言」と子どもの脳の間にある大きなズレ)では、親の言葉と子どもの脳の間には、ズレがあるという話をしました。
では、どうすればいいのでしょうか。
ポイントは、注意をやめることではありません。大事なのは、注意や提案をする前に、子どもの脳が聞ける状態をつくることです。
その入り口になるのが、肯定です。
ここでいう肯定は、子どもを大げさに褒めることではありません。「すごいね」「えらいね」「天才だね」と言わなければいけない、という話でもありません。
発コミュでいう肯定は、子どもの今できている事実に注目することです。
たとえば、宿題を始めてほしいとき。
「まだ宿題やってないの?」
ではなく、
「ノート出したんだね」
「机に座れたね」
「筆箱持ってきたね」
と、まずできている事実を言葉にする。
朝の支度なら、
「まだ着替えてないの?」
ではなく、
「起きてきたね」
「顔洗えたね」
「靴下持ってきたね」
ゲームをやめてほしいときなら、
「いつまでやってるの?」
ではなく、
「そのゲーム、集中してやってたね」
「今、いいところだったんだね」
と、まず子どもの状態を受け止める。


