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日曜劇場『VIVANT』3年の空白を埋める"ロケットスタート"の背景 前作の"ツッコミどころ"は鳴りを潜め、SNSでも絶賛の声

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ロケットスタートとなったTBS日曜劇場『VIVANT』をレビューします(画像:TBS日曜劇場『VIVANT』公式ホームページより)
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左からノコル、乃木、ドラム(画像:TBS日曜劇場『VIVANT』公式ホームページより)

第11話(第2シーズンの第1話)から、前シーズンの主要人物が大方登場し、今作でのポジションが明らかになった。前シーズンで謀略と裏切りを繰り広げてきた面々が、それぞれの正義のもと、今作では力を合わせて、大きな渦に立ち向かう。

そして、いくつもの謎がさっそく投げかけられ、その裏に蠢く新たな敵の存在がぼんやりと浮かび上がりつつある。そんなスタートだった。

一部を除いて“ツッコミどころ”は鳴りを潜めた

第1話はすばらしい完成度だった。

前シーズンから直結する物語は、前作最終話の一部シーンからスムーズに新たなストーリーへと引き継がれ、キャラクターたちの個性や特徴を振り返りながら、テンポよい進行で次なる事件へと視聴者を引き込んだ。

とくに、激しくいがみ合いもしたキャラクターたちが再び登場し、お互いに心を通わせるシーンには、カタルシスがあった。総じて前シーズンからのファンの高い期待に見事に応える内容だった。

一方、前シーズンで盛りだくさんだったツッコミどころは、すっかり鳴りを潜めた。

あえて挙げるとすれば、冒頭の『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーが現代に現れたのかと思わせる前シーズンからのシーンと、別班のコントロールルームがビルの倉庫の隠し扉から入って洞窟のなかを抜けていく、いまどきないような昭和感丸出しのコテコテの地下秘密基地だったこと、そこでのAI分析官ハヤトの分析や応答がやや陳腐だったことくらいだろう。

これらのシーンは、全体を通して緊迫感と緊張感に満たされたなか、つい笑い声が出てしまういい息抜きになっていた。1時間ずっと緊張を強いられれば集中力が持たない。緊張と緩和がうまく設計されたなかの後者を担うパートとして入れ込まれているのかもしれない。

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