まるでハリウッド映画を観ているような、さまざまな要素が詰め込まれたエンターテインメント大作だった。そのスケールと作品性は、近年の連続ドラマとは一線を画している。
そんなドラマの3年ぶりの続編は、放送開始前から期待が高まっていた。
拉致された別班の5人を追う新たな展開からスタート
今作は、前シーズンのラストシーンから始まった。
一連の任務を終えて、薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)と再会し、2人を抱きしめた乃木に、別班の緊急招集がかかる。
乃木は、日本への送還後に逃亡したノゴーン・ベキを追い、彼を追い詰めて銃弾を放った。その裏では、世界中を巻き込む大きな渦が動き出していた。
まず描かれたのは、丸菱商事の社員としての乃木。前シーズンにおける別班の活動時の不在を、レアアース資源・フローライトの独占契約の過程の事情としてうまく話を収め、莫大な利益を生む契約の締結のために現地責任者として再びバルカに飛ぶことを会社に認めさせた。
一方、別班には新たな事態が勃発していた。前シーズンで負傷し入院中だったエージェント4人が何者かに拉致されて国外に連れ出された。また、乃木の部下であり、バルカに留まっていた黒須駿(松坂桃李)も音信不通となり、その後の別班の調査で、やはり何者かに拉致されていたことが明らかになる。
野崎(阿部寛)を中心に拉致を捜査する公安は、かつてテントのスパイであり、姿を消した元公安刑事の新庄(竜星涼)が事件に絡んでいると考え、彼の行方を捜索する。
別班は国外で拉致されている5人の奪還に向けて動き、公安は国内で新庄を追う。乃木は再びドラム(富栄ドラム)とともに行動し、解散したテントの幹部だったノコル(二宮和也)はバルカで乃木に協力する。さらに、この先、バルカ警察のチンギス(Barslkhagva Batbold)も野崎を介して乃木に力を貸すことになるようだ。

