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ビジネス #鉄道最前線

神戸電鉄「大株主となった神戸市」は援軍になれるか 異例の株式取得と「トップ会談」で何を狙う?

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神戸電鉄湊川駅。左に見える兵庫区役所で神戸市と神戸電鉄の「トップ会談」が開かれた(編集部撮影)
  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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さらに21年には神戸電鉄、神戸市に加え、アウトドア用品販売の老舗である好日山荘(神戸市中央区)の3者で、野外活動の普及や啓発を通じて神戸電鉄沿線を活性化する連携協定を結んだ。神戸電鉄は全46駅からハイキングコースが設定された、登山を楽しむ人が利用する鉄道であることに着目した。折しも当時は新型コロナウイルス騒動の最中。「密」にならないスポーツとして登山が注目されていた。

3者で始めたのは「KOBE Rail & Trail(神戸レール・アンド・トレイル)」というプロジェクトだ。「レール」「レイル」を引っ掛けた。谷上駅のホーム上にある山小屋風の待合室を「ロッジ谷上」として同プロジェクトの情報発信拠点と位置付けた。ロッジ谷上では各駅からのハイキングコースの地図を常時配布している。

神戸電鉄有馬線と神戸市営地下鉄北神線が乗り入れる谷上駅(編集部撮影)

20年には北神急行が市営地下鉄に

久元市長は、20年6月に北神急行を買収・市営化したのも「谷上でつながる神戸電鉄沿線の活性化につなげていきたいと、当初から考えていた」と明かす。

これに先立つ20年3月のダイヤ改正で、神戸電鉄の目玉は岡場駅を起終点とした増発。目的は北神地区(神戸市北区の北神区役所管内・神戸電鉄では神鉄六甲以西)の利便性向上だった。 

三田線の岡場駅。駅前に北神区役所がある(編集部撮影)
【写真を見る】神戸電鉄「大株主となった神戸市」は援軍になれるか 異例の株式取得と「トップ会談」で何を狙う?(56枚)
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