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ビジネス #鉄道最前線

神戸電鉄「大株主となった神戸市」は援軍になれるか 異例の株式取得と「トップ会談」で何を狙う?

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神戸電鉄湊川駅。左に見える兵庫区役所で神戸市と神戸電鉄の「トップ会談」が開かれた(編集部撮影)
  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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神戸市が再生に取り組む3つのうち1つは三宮の駅前から新港町(旧港湾部)にかけての再開発だ。メインの事業の1つであるバスターミナル「バスタ神戸三宮」が入るビルの建設は順調に進んでおり、2027年12月には予定通り第1期ビル(2棟のうち1棟目)が完成する見通しだ。

残る2つは「既成市街地・ニュータウンの再生」「里山農村地域の活性化」だという。六甲山地の北側に路線を広げる神戸電鉄の経営は、有馬温泉観光の移動需要だけでは厳しく、神戸市北区でのニュータウン開発が進んで、ようやく安定した。神戸電鉄沿線でニュータウン開発されず残った地域が、里山・農村というわけだ。

【写真を見る】神戸電鉄「大株主となった神戸市」は援軍になれるか 異例の株式取得と「トップ会談」で何を狙う?(56枚)

北区では「都市のスポンジ化」懸念

神戸市北区の鹿の子台や唐櫃(からと)台、藤原台、斜行エレベーターで知られる花山など新興住宅地「ニュータウン」では、空き家が増える「都市のスポンジ化」の進行が懸念されている。

定住人口が増えて地域が活性化されるか、せめて地域を往来する交流人口が増えれば地域の荒廃は防げる。ひいては地域の基幹交通である神戸電鉄の旅客数の増加につながり、神戸市と神戸電鉄は利害が一致するというのが神戸市の見立てだ。

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