沖縄県の県立高校から国公立大学を目指していたが、コロナ禍で体調を崩し通信制高校へ転学。もともと視野に入れていた海外進学を模索する中でJCFLを知る。
JCFLでの1年間がイギリスの大学進学教養課程(ファンデーションコース)に充当すると認められ、国際関係学に強い名門サセックス大学の学位課程(3年制)に直接進学を果たした。
首都圏の中高一貫の進学校から国内の私立大学に進学したものの、コロナ禍による制限された学生生活に鬱々とした日々を送る。「自分を変えたい」と独学で英語学習を始める中で留学を決意し、3年時に大学を中退してJCFLの英語コミュニケーション科留学準備専攻へ。入学時の英語力は英検2級だったが、在学中にTOEIC 835点、IELTS 6.5を獲得し、進学先の選択肢を大幅に広げてドイツの大学の学位課程へ進んだ。
愛知県の私立進学校で野球部に所属。「好きな英語を活かしてスポーツビジネスの世界へ行きたい」という夢を叶えるため、新設されたスポーツ留学コースに一期生として入学した。
周囲に進学校から専門学校へ進む者がいない中での決断だった。在学中に現地のスポーツビジネス研修に参加して刺激を受け、現在はカリフォルニアの大学で野球部アシスタントマネージャーのインターンを経験中。将来は地元プロ野球球団、中日ドラゴンズのチームスタッフとして活躍する夢を追っている。
彼らに共通しているのは、最初からこの「第3の道」を知っていたわけではないということです。
既存のレールのうえで試行錯誤し、悩み抜いた末にたまたまこのルートに出会い、自らの手で可能性をこじ開けていきました。
「夢を描くことから始まる」、進路指導に必要な多様性の視点
同時通訳育成をルーツに持つJCFLの最大の強みは、英語教育の質にあります。また、その教育成果が国内外の高等教育機関から正式に評価されているからこそ、単位互換や編入といったダイレクトな道が成立しているのでしょう。
また、同校の魅力は進路選択の柔軟性にもあります。例えば、当初は客室乗務員(CA)を目指して入学した学生が、英語を学ぶ中で「海外の大使館で働きたい」という新たな夢を見つけ、途中で「国際公務員コース」にコース変更して、見事外務省への就職を決めた事例もあります。
同校によると、「英語力を身に付けさせるのは当たり前。一人ひとりが本来持っている力を引き出し、自信を持って社会に出ていけるように人間力を育むことを心がけている」とのこと。そのために担任制をとり、進路指導担当とも連携をとりながら生徒の希望を叶えるために柔軟にサポートしているそうです。
学生たちからも、「教員との距離が近く、丁寧な指導を受けられた」というコメントが寄せられており、教員の質も担保されているようです。また入学選考とは別に特待生奨学金試験を実施。合格すると授業料を「全額・半額・20万円・10万円」免除する独自の奨学金制度があるのも魅力的です。
今回、取材した学生たちの生き生きとした表情から伝わってきたのは、「夢を持つのに遅すぎることはない。自分がやろうと思ったその時から、いつでもスタートできる」「限界を決めない」という力強いメッセージでした。
現在の日本の高校における進路指導は、偏差値をもとにした一方向的な大学受験に偏りがちで、多様性に欠ける面が否めません。
立ち止まった生徒、あるいは別の角度から学びたいと願う生徒に対し、指導者や保護者が「こんな選択肢もある」と提示できるよう、社会全体の視野を広げていく必要があるのではないでしょうか。




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