そうめん巻き寿司のクオリティも素晴らしい。味も食感も完全に巻き寿司。お酢で味付けされているみたいで、そうめんなのに酢飯の味がした。目をつむって食べたら、お米なのかそうめんなのか、瞬時にわかる人はそれほど多くない気がする。新体験の料理は、最高に面白かった。
揖保乃糸は小さい頃から馴染みがあり、けれど詳しい情報は何も知らないという「ギャップ」も影響したのだろう。今回私は同施設を訪れてみて、「大人の社会科見学ってめちゃくちゃ面白いな」「兵庫県のB級観光スポットとして全力で推したい」といった気持ちになった。
素麺神社。揖保川。お土産の感想
本記事で紹介した施設から100~200メートルくらい離れた場所には、「素麺神社」と呼ばれる小奇麗な神社がある。階段を上ると「揖保乃糸」と書かれた額縁が飾られており、地味にテンションが上がった。
同地から1キロ離れた場所には、一級河川「揖保川」が流れている。ご察しの通り、この川の名に因み「揖保乃糸」と命名したと言われており、1894年(明治27年)に統一商標「揖保乃糸」が誕生した。
お土産用に購入した「特級」そうめんは、普段食べている「上級」よりも細麺で、どことなく上品な感じの食感。そうめんの概念が劇的に変わる、といった衝撃はなかったけれど、いつも食べているそうめんよりコシがあり、1.2倍くらい美味しさが増してるような感覚があった。お中元などで貰ったり贈ったりしたらテンションが上がりそう。
以上、ご覧の通り「揖保乃糸の聖地」を満喫した私だが、強い光があるからこそ影もまた闇を増していく⋯⋯。世の中には「たぶん市販で1番まずい」「企業努力をしてください」とボコボコに叩かれている“ヤバそうめん”も存在するようだ。いったいどんな味がするのか、気になる。すごく気になる……ということで後編記事ーー「たぶん市販で1番まずい」「企業努力をしてください」の声まで…。34円で1人前の量「イオン激安そうめん」の正直な感想ーーで紹介していく。

