そして知識がさらに深まっていき、“答えのない問いに対して思考し、判断を下す力”となったとき、それは「Intelligence」(知性)へと昇華するわけである。
こうした問いに向き合うことによって、自分なりの考えを構築する力、それが知性だということだ。
つまり多くの人が「地頭がいい」と表現するとき、それは頭のなかにあるInformationがKnowledgeを経由してIntelligenceとなったもののことを指しているというわけである。
「動的知識」と「静的知識」
なお、知識も「動的知識」と「静的知識」の2つに分類されるという。
まず静的知識とは、「単純な一問一答はできるけれど、それを膨らませたり応用したりすることができない状態」。「『明治維新は1868年』と答えることはできるものの、それ以上はなにも語れない状態」だ。
対する動的知識とは、「ひとつの知識を他の知識とつなぎ合わせたり、イメージを膨らませたり、応用したりすることができる状態」。たしかにそれは、“動き”を感じさせる。
そして知識を動かすためには、以下の3つの視点が求められる。
知識はこうした作業を通じて、「静止した情報」から「動く知性の素材」へと変化していく。これが、「静的知性」と「動的知性」の違いだ。

