有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

超円安でも海外旅行に行きたい日本人に残された"最後の楽園"、東南アジア「穴場リゾート」の実際

8分で読める
まだまだ“穴場”のリゾート地、ベトナム・クイニョン。写真はキーコービーチ(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

ショッピングモールも外資系の高級ホテルもなく、メインストリートの飲食店でさえランチタイムを過ぎると休憩に入ってしまう。

キーコービーチは美しく、観光客でいっぱいだったが、中心部近くのビーチはローカルの人が散歩したり、テーブルを持ち込んで夕涼みしている。「ベトナムのモルディブ」は誇張甚だしく、リゾートとも呼ぶのも微妙な小さな港町だった。

日本に例えるなら宮崎だろうか。少なくとも沖縄ではない。試しにChatGPTに聞いてみたところ、「宮崎の日南海岸の景色と、高知市ののんびりした港町の雰囲気を足したような町」という回答だった。

「のどかで安い」はいつまで続くだろうか

のんびりと過ごしたい人にはうってつけだ。海を見下ろせるプール付きの安いホテルでワーケーションするもよし、プールサイドで日本から持ってきた本を読むもよし。

ホテルの前に広がる海(写真:筆者撮影)

筆者が泊まった価格帯のホテルなら英語が通じるし、観光客向けのレストランも併設されている。カフェは充実しており、ベトナムで人気の塩クリームコーヒーが200円弱で飲める。円換算してびくびくせずに過ごせるありがたさよ。

ただ、のどかで安い状態は長く続かないかもしれない。前述のとおり、ベトナム国内では人気が急上昇しており、キーコービーチの近くでは大きな観光施設が開発中だった。ダナンやニャチャンとクイニョンを結ぶ豪華列車の運行も始まった。ホテルチェーンのマリオットの進出も報じられた(計画が大幅に遅れているようだが)。

一昔前の素朴なアジアを快適に旅したいという人は、今のうちに訪れたほうがいい。

キーコービーチのそばでは観光客向けの「街」が建設中だった。開発が進めば、今のようなのどかさは失われるかもしれない(写真:筆者撮影)
【あわせて読む】浦上早苗さんが2024年10月から挑戦した50歳からの“おひとり様”世界一周。その記録は連載「シン・世界一周〜人生後半、日本を学びなおす旅」に掲載しています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数