そしてその結果、これまでは利益額として薄利だったNB商品が十分に利益貢献する構造になった、ということがデータに現れている。薄利多売であったオーケーは、コスパNO.1のまま、少利多売に進化したようだ。オーケーの競争力は進化し続けていて、最強を更新し続けているようだ。
そんなオーケーにとって最近の重要戦略課題は関西進出ということになるだろう。ここ5年ほどの出店実績をみてみると、常に出店し続けているのが都内であり、それもより中心部よりに出店を強化しているが、最近では関西進出が始まったことで、首都圏郊外への出店を抑えて、西へと振り向けているようにみえる。

首都圏郊外には、上位企業ブルーゾーン、ベルク、マミーマートなど国内最強メンバーがひしめいている。ここへ拡張していくよりは、関西進出を加速したほうが効率はいいのだろう。関西には基本的に記事冒頭の表に出てくるスーパーはいない≒オーケーに伍して、勝てる企業は少ない、からだ。
オーケーは阪神間に出店を続け、11店舗(店平均売上からすれば売上規模470億円ほどか)に達しているが、出店はさらに加速するだろう。今、関西はロピアやバローの進出も先行していて、それぞれ売上1000億円、700億円規模に拡大しているが、こうした域外スーパーの攻勢に対して、関西地場勢の多くは防戦一方のようにみえる。今後5年で、関西におけるスーパーの勢力図は大変動することになりそうだ。

