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ADHDの子に必要なのは"しつけ"ではなかった 1万人以上の脳を診た脳内科医が導き出す、症状が半減する「生活習慣3つ」

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寝かしつけ
ADHDと睡眠障害には強い相関があることがわかってきている(写真:Ushico/PIXTA)
  • 加藤 俊徳 医学博士/「脳の学校」代表
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セロトニンとは、ストレスを軽減し、精神を安定させてくれる脳内物質で、睡眠リズムの調節を担うメラトニンを作り出す役割もあります。気持ちよく入眠するためにはメラトニンの分泌が正常に行われることが不可欠で、そのためには朝一番に太陽光を浴び、しっかりセロトニンを分泌することが大切なのです。

また、日中も脳の覚醒スイッチが入った状態にするためには、より多く太陽光を浴びることが大切です。

そのため、朝起きてから、できれば20分ほど太陽の下を歩く習慣を生活に取り入れましょう。

「登校」は脳の覚醒に効果的

学校に行くべきかという話は別にして、「登校」という行動自体は脳の覚醒のためにとても効果的です。20分以上歩いて登校すると、その間太陽光を浴びるので、脳を覚醒させることができます。反対に睡眠時間が大事だからといって、ギリギリまで寝ていて、ほとんど歩かずに親が車で送っていくことはADHD脳にとって悪いサイクルを生んでしまいます。

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そして、睡眠の質を上げるために、夜は徹底的にブルーライトをカットしましょう。現代の子どもたちは、夜まで塾、家ではゲームと、夜でも煌々(こうこう)としたライトの中で過ごすことが多いため、入眠に向かうはずの脳は覚醒状態になったままです。

ブルーライトに囲まれて生きる現代の子どもには厳しいかもしれませんが、ここは親が覚悟を決めて、18時以降は携帯・テレビ・パソコンを見ないで過ごすと決めましょう。

誘惑しかない現代に、ADHD脳が悪いサイクルにのみ込まれないようにできるのは親しかいないのです。

新潟の海岸近くで育った私の幼少期は、朝は海から昇る朝日を浴び、海に沈む夕日を見て一日が終わるという毎日でした。

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