2025年10月に高市早苗氏が内閣総理大臣に就任したことで、これまで女性の地位向上を妨げてきた、いわゆる「ガラスの天井」に風穴を開けたといえる。初の女性首相の誕生は女性活躍について追い風になるのだろうか。
今回は、『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2026年版掲載データ(原則、2024年度)を基に、女性活躍を示す代表的な指標である、女性管理職比率上位100社、女性部長比率上位50社、そして10年間で女性管理職比率を伸ばした企業上位50社をランキング形式で一挙に紹介していく。なお、『CSR企業総覧(ランキング&集計編)』2026年版には、各ランキングの拡大版(200〜400社)を掲載している。こちらもご活用いただきたい。
東横インが2年連続の1位に
ビジネスホテルを国内外で展開する東横インが97.0%(女性管理職259人、以下同)で2年連続1位となった。同社は顧客が安心できるホテルづくりのために女性の感性を大切にしており、支配人、ホテリエ、客室清掃スタッフなど多くの女性社員が活躍しているという。また、ホテル従業員から支配人への職種変更や本社への異動、パートから正社員への登用など、多岐にわたる人材活用を行っている点も特徴であり、女性エンパワーメントに注力している点が高い女性管理職比率につながっていると思われる。
2位のABC Cooking Studioは93.0%(107人)と依然として高水準。3位は子ども写真館大手のスタジオアリス(女性管理職比率87.2%、女性管理職143人、以下同)。同社は役員に占める女性割合40%を目標に掲げる。4位はスキンケアなど高級化粧品を自社製造、直営店販売するシーボン(86.3%、88人)、5位は血液検査数値改善目指す健康冷食を宅配するファンデリー(84.6%、11人)。同社は掲げている女性管理職比率75%以上という目標を十分にクリアしている。


