また、そんな飯島さんのプロデュースが嵐や現在のSnow Man、SixTONESなどにつながっていることも確かでしょう。その経験とセンスをHYBE JAPANが手がける日本人アイドルグループの&TEAM、aoenなどに生かしてほしいという思惑が見てとれます。
飯島さんは個性を大切にしたプロデュースでメンバーとの絆を深めたほか、各現場ではアシスタントも名前を呼んで声をかけるなどの気づかいでも知られていました。特に、引き上げられる形になった若手クリエイターや業界内の女性スタッフからの支持が厚く、旧ジャニーズ事務所からの退職後も現在まで称賛の声が聞こえてきます。
ただ、一方で飯島さんが「敏腕」だけではなく「豪腕」とも言われたのは、その手腕に強引さや強硬さも感じさせたから。企画からキャスティング、脚本・台本、演出、編集などのあらゆる過程に関与し、「全部口を出される」「やりづらい」などの声を何度となく聞きました。
旧ジャニーズ事務所が業界内で絶対的な権力を持っていたため、常に「NO」と言えないムードが漂い、受け入れるのが当たり前。それが結果的に成功しても、テレビ局や出版社などのスタッフが「苦手」「怖い」などと嘆く声もありました。
その点、今回就任したHYBEはグローバルな展開に強みを持つ一方で、旧ジャニーズ事務所ほどの業界内における権力はありません。これまで築いてきたプロデュース力とコネクションでどこまでやれるのか。SMAPのように所属タレントを冠バラエティ、ドラマ主演、大型特番などへの出演に導いていけるのかは未知数であり、飯島さん次第でしょう。
今後、ライバルになりそうな「強力アイドル」
現在のアイドルシーンは、まさに群雄割拠。旧ジャニーズ事務所の独占市場という状態は終わり、飯島さんとしても古巣の存在を過剰に気にすることなく、純粋な実力勝負ができる環境が整っています。

