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「親でもないくせに」の一言になぜ継親はイラッとするのか 4組に1組が再婚の時代、血縁より深刻な"中途養育者"の問題

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親と子
再婚家庭、ステップファミリーでの子育ての難しさとは…(写真:jessie/PIXTA)
  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター
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「それは『いわゆるふつうの家庭とは違う』というスティグマがあって、好奇の目で見られやすいから。だったら言わなければわからないし、説明するのも面倒だから黙っておこう、となりやすい。でも、それでは、『支援が必要だ』ということが、いつになっても外に伝わりません。結果、不利益を被るのは子どもです」

周囲に伝えて最初は色眼鏡で見られたとしても、本当に親しくなれば偏見はなくなっていくものだから、最初の一歩を踏み出すところが大切なのだ――。そう、町田さんは話します。

「社会的な支援も必要です。ステップファミリーにも、里親と同じように学ぶ機会を用意しなければいけません。継親や実親がステップファミリーに必要な知識を身に付けられるようにするためには、公的な予算が必要です。住む自治体によって支援に差が出ないよう、国がお金をかけてほしいです」

悩んだときの相談場所の見つけ方

中途養育者が育児に悩んだときの相談場所も必要でしょう。実際、再婚家庭や里親からはよく「相談相手がいない」という悩みを聞きます。

「児童相談所に相談するのが一般的ですが、相談員がステップファミリーについての知識を持っていない場合があります。なお、里親の場合には、児童相談所に相談すると『問題がある親』とみなされて、子どもの委託措置を解除されてしまう可能性がある。だから『相談したくてもできない』という現実もあります」

そこで町田さんが勧めるのは、ピアサポート。同じ立場の仲間たちとつながることです。LINEのオープンチャットも複数あるので、「ステップファミリー」「養育里親」「中途養育」などのワードで検索してみてほしい、とのこと。

「1人で悩まず、大人も子どもも気軽に参加してもらえたら。中途養育者の孤立を防ぐことは、単なる個人への救済ではなく、『虐待の未然防止(密室化の阻止)』という社会全体の安全保障に直結していると考えています」

中途養育者や子どもの孤立を防ぐための「居場所」もあります。今年6月、東京都足立区で町田さんが立ち上げた「ぴあサロン104」は、毎週金曜日にオープンしています。ハイブリッド開催なので、遠方からのオンライン参加も可能です。気になる方は、問い合わせてみてください(問い合わせ先はこちら)。 

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