有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

「補聴器は高いから…」と聞こえづらさを放置していない? AirPods Proを聴覚サポートに使う、知る人ぞ知る裏ワザ

6分で読める
「もしかして認知症?」と不安になったら読むスマホ活用術
加齢に伴う「耳の聞こえづらさ」は、認知機能の低下につながる可能性があると考えられています(写真:polkadot/PIXTA)
  • 玉井 知世子 看護師・NPO法人日本シニアデジタルサポート協会 理事長
  • 舛森 悠 総合診療医
2/4 PAGES

近年注目されているのが、iPhoneと連携して使う「聞こえのサポート機能」です。

その一例として、AppleのワイヤレスイヤホンAirPods Proには、軽度から中等度の聞こえづらさを補うための聴覚サポート機能が用意されています。

AirPods Proは世代がいくつかあり、現在はAirPods Pro(第1世代)、AirPods Pro 2に加えて、AirPods Pro 3も登場しています。

注意していただきたいのは、すべてのAirPodsで、同様の機能が使えるわけではないということです。iPhoneと連携した聴覚サポート機能を使えるのは、AirPods Proシリーズの中でも世代が限られます。

AirPods Pro3でも使用できますが、現時点でFDAから「臨床グレードの補聴器ソフトウェア」として正式に承認を受けているのはAirPods Pro 2のみです。

また、通常のAirPodsではこの機能は利用できませんので注意してください。

これは、iPhoneの設定画面から聞こえのチェックを行い、聞こえづらい音域を補うように調整できる仕組みです。

画面の案内に従い、「聞こえたら画面をタップする」といった操作を繰り返すことで、iPhoneが聞こえ方の傾向を把握し、日常会話の聞き取りを助けてくれます。

実際にこの機能を使った方からは、「テレビの音量を下げられるようになった」「会話の聞き返しが減った」といった声も聞かれます。

聞こえを良くすることは認知症予防にもつながる

70代女性のケースをご紹介します。

デイサービスのカラオケでメロディーが聞き取りにくくなり、音程が合わなくなったことをきっかけに、日常生活での聞こえづらさを意識するようになりました。

耳鼻科では「まだ軽度です」と言われたものの、本人の不便さは続いていました。

そこで、AirPods Pro 2を聞こえの補助として使い始めたことで、再びメロディーがはっきりと聞こえるようになり、「前みたいに上手に歌えていますね」と声をかけられる機会が増え、自信を取り戻したそうです。

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数