もちろん、外出先でものを紛失することが多いのですが、家のなかで紛失するケースも頻繁にあります。
「家のなかでの紛失が多いのであれば、GPSタグやスマートタグはいらないのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、家のなかにあるということがわかれば、それだけで安心できます。そして、何も情報がないというのは多大なストレスになりますし、情報がないなかで探すとなれば、時間も奪われてしまいます。
ものを紛失することが非常に多いADHDの人は、ストレスを増やさないためにも、こういった頼れるツールを活用しましょう。
探しものが見つからないときは同じ特性の人の失敗をヒントに
「鍵を失くす」ことも、不注意であわてんぼうのADHDの人の典型的な困りごとの一つです。鍵の紛失においてよくあるケースの一つが、家のなかでも見失ってしまうことです。
朝、出かけようとしたときに、鍵が見つからない。でも、記憶をたどってみると、夜、帰宅して鍵を開けて家のなかに入り、その後は出かけていない。となれば、家のなか以外にあることは考えられないですよね。
でも、家のなかを探し回っても、どうにも見つからない。これは神隠しだろうか、あるいは、トイレに流してしまったのだろうか……。ということが、私も過去に何度かありました。
結果的に私がどこで発見したかというと、玄関のドアに挿(さ)したままだったのです。鍵を挿したまま一晩過ごしてしまったとは、なんとも不用心。幸い、物騒なことはありませんでしたが、十分注意する必要があります。

