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国民に広がる〈ブレグジットへの幻滅〉が労働党新首相の最強カードだ…「止まらないイギリス首相の交代」を止める方法

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2026年6月、ロンドンの国会議事堂近くで反ブレグジット運動家がEUの旗と「再加盟」の看板を掲げて集まった(写真:ブルームバーグ)

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イギリスの与党・労働党は近く、不人気なキア・スターマー首相に代わる新たな党首を選ぶ予定となっている。

チェコ・プラハに本拠を置く国際的NPO「プロジェクト・シンジケート」は多くの有力者の論評・分析を配信しています。「グローバルアイ」では、主に同シンジケートのコラムの中から厳選して翻訳・配信しています

しかし、この首相交代は政治・経済復活への希望を抱かせるものにはなっていない。イギリスのメディアだけでなく、より重要な世界の金融市場でも、失敗したスターマー政権に修正を加えても事態は悪くなるだけ、という見立てが基本路線になっている。

それでも、この見立てが間違っていると考えられる理由は十分にある。

まず、次の首相候補の全員が、経済成長は財政余力のためだけでなく、労働党が政治的に生き残るための必須条件であることをはっきりと認識するようになっている。そして、これらの候補者の全員が(大っぴらには認めなくても)労働党が経済のテコ入れに失敗した原因を理解している。2024年の総選挙でスターマーの労働党が掲げた公約が足かせとなったのだ。

スターマー政権が掲げたばかげた2つの選挙公約

スターマーは、保守党政権の14年にわたる失政でダメになった経済を一変させると約束したものの、保守党による最も重大なマクロ経済政策を放棄しなかった。具体的にはスターマーの選挙公約には、イギリスの経済を浮揚させるチャンスを自ら台無しにする、2つのばかげた選挙公約が含まれていた。

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