超高層ビルが建ち並び、東京らしい景色の大手町からたった3駅の場所に、市街地再開発事業が行われず、タワマンや超高層ビルのない街がある。文京区の根津だ。
根津はどのような街なのか。
大きく3つの雰囲気を持つ街
根津を歩いてみて、この街は大きく3つの雰囲気に分かれていると感じた。
1つ目は、幹線道路沿いの地元住民による賑わい。根津には東京メトロ千代田線の根津駅が存在し、駅の出口は不忍(しのばず)通りという幹線道路に面している。不忍通りには10階程度の中高層マンションが並んでおり、その1階には店舗が入っている。平日昼間でも人通りがあり、活気が感じられた。
根津駅前では、不忍通りともう一つの大通り、言問(こととい)通りが交差している。
言問通りには統一された街路灯とフラッグが見え、ここが商店街であることを知らせている。「根津銀座」だ。
根津銀座には、主に3階建てくらいの店舗兼用住宅が並ぶ。チェーン店や新しそうな店舗のほうが目に付くが、歴史を感じる商店も構えている。飲食店をメインに歯科や薬局など、日常生活に便利な店舗がそろう。根津銀座も平日でも人の往来が多い。

