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ライフ #再開発されない街

「江戸随一の私娼街として繁栄」→「東大開設で学生が勉強せず遊郭が移転」…大手町から3駅なのに「歴史が残る街」の背景

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大手町から3駅にある再開発されない街とは?
大手町から3駅にある再開発されない街とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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2つ目は、路地の魅力。不忍通りや言問通りから1本内側へ入ると、下町感がぐっと増す。住宅が密集する中にカフェや赤提灯の居酒屋、アートギャラリーが点在しており、駅前だけではわからない街の面白さが見えてくる。

車も通れないような細い路地にパン屋や個展がある。車で通るのではなく、歩くことの楽しさを教えてくれるような街だ。

街中に商店が点在している(写真:筆者撮影)
細い路地にあるお店(写真:筆者撮影)

3つ目は、根津神社付近の観光地らしい活気。不忍通りを曲がって根津神社へ通ずる道に入ると、そぞろ歩く観光客の姿が増え、急に観光地の雰囲気になる。特に外国人観光客が多く、根津神社には4カ国語おみくじなるものがある。

根津神社付近の道(写真:筆者撮影)
根津神社は観光地らしい賑わい(写真:筆者撮影)

根津権現の造営を機に街が繁栄

そんな根津の街はどのように形作られたのだろうか。

文京区は武蔵野台地の東端部に位置し、いくつかの川によって台地が刻まれ、台地と低地が入り組む起伏に富んだ地形となっている。根津は低地にあたる。

1万年ほど前、気温が上昇し海水面も上昇すると、谷の奥深くまで海水が侵入し、根津は浅海に変化した。縄文時代末期ごろには海水が後退し、沖積低地がつくられた。

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