<前回のメールが3年前でしたね。真剣交際をしていた女性とはそのままうまくいきまして、その年の7月には結婚しました。新居も構え、今も仲良く過ごしております。ご連絡ができておらず申し訳ありませんでした>
愛知県在住のメーカー社員、宮本浩之さん(仮名、49歳)からこんなメールをもらったのは今年4月のことだった。浩之さんとは5年ほど前から知り合いで、当時の印象は「高身長で礼儀正しいけれどおそらく恋愛経験がない理系人材」だ。その人が結婚相談所入会からわずか5カ月で婚姻届を提出したという。一人でいることを好みそうな理系男性を、わずか5カ月で夫にした立役者がいる。
30歳・35歳でも登録、それでも婚活は"後回し"だった
実家は愛知県外にあり、大学進学と同時に一人暮らしを始めた浩之さん。大学院で修士号を取得してからメーカーに就職。同業界で転職をして、現在は管理職を務めている。一人でいることが好きそうな雰囲気を漂わせている浩之さんだが、結婚願望がなかったわけではない。
「帰省したときには親から『結婚しないの?』と聞かれていましたし、会社の同僚が結婚したり子育てを始めたりしているのもいいなあと思っていました。30歳前後と35歳前後で、結婚相談所に登録したこともあります」
しかし、転職活動のほうに気持ちが向いていたり、仕事が忙しすぎたりして婚活には本腰が入らなかった。毎日21時頃まで会社で働き、土日も市場調査などをしていたら、結婚したとしても共同生活を楽しめなかっただろう。
「今の会社に転職してからは残業はほとんどなくなりました。土日も基本的に休みです」

