これまでテーマに応じて全社員向け、管理職向けと使い分けてきた。管理職向けでは、会社の方針を部門やチームへどう伝えるかを議論した。
参加した社員からは、「普段仕事では関わることのない部署の人と話せてよかった」といった声や、「営業には営業の苦労があるし、開発には開発の苦労がある。部署は違っても本質的な悩みは共通していることが分かってよかった」「他部署の管理職の工夫を知ることができた」ーーなど、さまざまな声が寄せられるという。
読書会は現在は社長室が主導しているが、将来的には各自が自主的に開くような流れが生まれることを期待する。社長室長の髙尾弥生さんは「社員一人ひとりが会社の理念や自身の役割について自律的に考えて、行動を起こせる人になってほしい」と取り組みの狙いを話す。
6割超の企業が「社内コミュニケーションに課題あり」
HR総研が日本企業の人事責任者らを対象に実施した調査では「社内コミュニケーションに課題がある」と回答した企業が6割を超える。中でも「部門間」のコミュニケーションに課題感を抱く割合が65%と最も多かった。

