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「伝統の価値がわからなかったから」若き宮司が消滅寸前・1661年創建の神社で斬新すぎる"御朱印改革"を断行したワケ

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修復中の御社殿
気分を上げる斬新な御朱印。なぜ若き宮司はこのような御朱印を始めたのでしょうか(写真:福島八幡宮提供)
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神社の境内で行われる年間行事や保護猫の譲渡会やマルシェといったイベント開催時には、御朱印のために長蛇の列ができるほどになった。

巫女イラストレーター・永野恵里佳さんによる「冬景色御朱印」(写真:福島八幡宮提供)

「オンライン祈祷」に着手も

神社を継いで3年。切り絵御朱印やSNS運用といった改革が実を結び、経営の見通しが立ってくる。それまで1人で神社を切り盛りしていた吉開氏だったが、縁もあり新たな神職を2人、迎え入れた。

「これでもっといろいろな挑戦ができる」そう意気込んだ矢先、コロナ禍に。福島八幡宮も深刻な打撃を受ける。増えつつあった参拝客は外出制限により激減、賽銭が1日わずか数十円という日が続いた。だが、今度は自分だけでなく、一緒に働く人たちの生活も守らなくてはならない。

吉開氏は即座にZoomを活用した「オンライン祈祷」に着手。社殿に複数のカメラとモニターを設置し、参列者側からは祈祷の様子、社殿側からは参列者が見えるようにして、祈祷を行う。「いい発想だと思ったし、メディアに取り上げられて話題にはなったんですが、ほとんど収入に結びつかなかったですね」(吉開氏)。

次の一手として、「オンライン授与所」と称したECサイトを開設する。

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