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「伝統の価値がわからなかったから」若き宮司が消滅寸前・1661年創建の神社で斬新すぎる"御朱印改革"を断行したワケ

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修復中の御社殿
気分を上げる斬新な御朱印。なぜ若き宮司はこのような御朱印を始めたのでしょうか(写真:福島八幡宮提供)
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実は、福島八幡宮には“はやり病”を治めたという言い伝えとともに祀られている「祈願石」がある。吉開氏はこの祈願石と、当時話題になった疫病封じの妖怪、アマビエとリンクさせた御朱印を頒布したのだ。

アマビエとリンクさせた御朱印(写真:福島八幡宮提供)

コロナ禍で不安を抱える人たちの間で御朱印は話題となり、全国から1日2000件の注文が殺到する日が続いた。「そのおかげで存続の危機は脱したのですが、『神社が通販とは何事か』というお叱りも受けました」と吉開氏。

神社の存在が日本中に広まる

今でこそ神社によるオンライン授与所も増えてきたが、当時はまだほとんど行われていなかった。そのため、神社からの批判、反発は大きかったという。

最初は一般のECサイトを利用したため、神社にふさわしくない表記にならざるを得なかったことも事実だ。そこで、税込・税別といった表記をなくす、「購入する」を「授与品かごに入れる」にするなど、神社にふさわしいオンライン授与所になるよう、独自のECサイトを開設した。

これがきっかけで、福島八幡宮の存在が地元・八女だけではなく、全国に知れ渡るようになった。

なぜ吉開氏は次々と神社を改革していくことができたのだろうか。後編では同氏の信念や、福島八幡宮が目指す神社の未来像を探る。(後編はこちら

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