写真画像などの加工・印刷を手がけるアスカネットの今2027年4月期は、売上高78.6億円(前期比10.7%増)、営業利益4.6億円(同17.4%増)、純利益3億1500万円(同7.6%増)と、2ケタの営業増益になる見込みだ。前期に加工枚数が減少し利益を押し下げた葬儀用遺影加工が、契約する葬儀場数増加や新サービス追加効果により持ち直す想定だ。
とはいえ、売上高営業利益率を見ると、前26年4月期の5.5%が、今27年4月期は5.9%に0.4%上昇する程度。当社が上場した05年4月期から19年4月期までは、15年間の平均売上高営業利益率が13.75%だったことから考えると、2ケタ増益とはいえ回復はまだまだ道半ばと言わざるを得ない。
何が利益率を押し下げてきたのか
アスカネットの売上高営業利益率は、20年4月期までは10.7%と10%台を保っていたが、21年4月期4.7%に低下し、22年4月期6.9%、23年4月期8.3%、24年5月期6.3%、そして25年4月期2.3%と、過去6期続いて低迷している。当社の収益柱は、遺影画像加工と写真集印刷の2つ。どちらもビジネスモデルが差別化できていて利益率は高い事業だ。
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