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「もしや心臓病?」突然"胸のバクバク"に襲われた52歳が「不整脈専門クリニック」のスピード診断で救われたリアル

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心エコー
ストレス?更年期症状?なんとなく心臓に不安を抱えている人は多いものですが……(写真: siro46 / PIXTA)
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「東京ハートリズムクリニック新宿」井上健司(いのうえ・けんじ)院長/1992年順天堂大学医学部卒業。聖路加国際病院で研修後、順天堂大学で循環器内科医として研鑽を積み、アメリカ留学も経験。順天堂大学医学部附属練馬病院では准教授として診療・指導にあたる。確かな技術と患者に寄り添う診療スタイルで多方面から高い評価を得ている(写真:筆者撮影)

では、自身の心臓が問題ないとしたら、あの胸のバクバク感や灼熱感の正体は何だったのか。

「自律神経の乱れによっても、そうした症状が引き起こされる可能性が大いにあります。背骨に沿って走る自律神経は心臓と直結しているため影響を受けやすく、動悸や不整脈などの不調につながるケースも多いです。

また、女性の場合は『貧血』や、『甲状腺機能亢進症』『バセドウ病』といった甲状腺の病気が動悸の原因になっていることも少なくありません。そうした原因を見つけるためにも血液検査でのスクリーニングが重要となります」

働き盛りに多い"心臓病のふり"をしたフェイク症状

思えば、この診察を境に筆者の胸の症状はピタリと治まった。検査結果から得られた安心の特効薬によって恐怖が消えたからかもしれない。

心臓はハートというだけに、心と密接につながっている。井上院長は心臓の内科医でありながら、心療内科医の役目も果たしているのでは、とさえ思う。

「働き盛りの人が訴える胸の症状の多くは、実は心臓病ではないケースが多々ある」と井上院長。例えば「胸が痛い」といった症状の中には、心臓病のふりをした“フェイク症状”も紛れ込んでいるそうだ。

一方で、見逃すことのできない「本物の危険サイン」も存在するから、自己判断は禁物である。

次回は、循環器の専門医が明かす「心臓病と勘違いしやすいフェイク症状」と、「気をつけるべき危険サイン」についてお届けする。

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