「友達限定=安全」は幻想に過ぎず、スクリーンショットが一枚あれば、内輪の投稿は一瞬で世界へ流れ出すというネットリテラシーの欠如に対して、事故を起こした投稿者は高い授業料を払うことになった。
BeRealも変容している
なお、Zα世代もそろそろ認識を改めなければならない。
近年、企業の熱い視線を集めているBeRealは、かつてのツイッターの後を辿るように変容を始めている。
運営元によれば、国内ではすでに著名人やブランドの公式アカウントが300を超え、広告を出稿した企業も累計300社を上回ったという。もしiQ Labの分析の通り、若者がBeRealを愛用する理由が「内輪の親密さ」だとすれば、そこへ広告主やブランドが踏み込む行為には矛盾がつきまとう。友達だけの安心な場に「よそ者」が入った瞬間、BeRealの価値は揺らぎかねない。
うまくツイッターなど過去のSNSから学んで独自の価値を築けるのか、それともこれからは世代向けのソーシャルメディアへと変容していくのか、今後のBeReal社の采配が気になるところだ。
※記事中の資料はiQ Labがクライアント企業向けに提供したインサイトから抜粋。同ラボは、報告書の一般公開を検討中。

