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「子どもにゲームを買い与えなかった」投書が炎上…専門家が語る「東大生の親はむしろゲームを制限しない」納得のワケ

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ゲーム機
(写真:Azu / PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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実は僕自身、子どもの頃は「ゲームは1日1時間まで」と言われていました。けれど、隠れてこっそりプレイしては母親に怒られる……そんな時期がありました。そして正直に告白すると、その「制限されていた時期」の成績は、別に上がりませんでした。

転機になったのはむしろ、親が諦めて何の制限もなくなった後からです。ゲーム三昧の時期も経た上で、高校時代に勉強に気持ちが向き、自分なりにゲームとの向き合い方を考えるようになって、ようやく成績が伸びていきました。最終的に東大に合格できたのは、「禁止されていたから」ではなく、「自分で折り合いをつけられるようになったから」だったのです。

“ゲームをすると馬鹿になる”はウソ

もう一つ、ゲームを擁護したい理由があります。ゲームというのは、意外と馬鹿にならない側面があるということです。

たとえばRPGをやれば、ダメージ計算や効率を考えるために自然と数値を扱うようになります。僕個人の話で言えば、『ペルソナ4』というゲームをプレイしていたとき、舞台である地方都市の描写から、日本の地方の現状をかなりリアルに学ぶことができました。

これが意外なことに、後に地理の成績アップにつながった実感がありました。こじつけかもしれませんが、自分の実感としては結構強いエピソードです。

「ゲームをしている時間を勉強に充てれば成績が上がる」と考えがちですが、ゲームをやめて空いた時間を、子どもが本当に勉強に使うかは、また別問題です。それなら、好きなことから何かを吸収するほうが、よほど建設的かもしれません。

これは漫画も同様です。今回のデータでも明らかになりましたが、漫画が好きな東大生は非常に多い。そして、漫画から学べることも確かにあるのです。

同上のウェルカムアンケートで「マンガ」と回答した東大生は 40.9%。「アニメ」も40.5%でほぼ並びます。

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