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「子どもにゲームを買い与えなかった」投書が炎上…専門家が語る「東大生の親はむしろゲームを制限しない」納得のワケ

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ゲーム機
(写真:Azu / PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「幼少期にゲームや漫画を買い与えることの是非」について、SNS上で議論が巻き起こっています。偏差値35から東大合格を果たし、現在は教育本を多数出版する著作家の西岡壱誠氏に聞きました。

きっかけになったのは、こんなXのポストでした。

「息子はあの時あの時間に流行りのゲームがやりたかったんだよ…」

引用されていたのは、新聞に投稿された60歳の母親による投書です。

「家庭用ゲーム機が大流行しても、息子たちには絶対に買い与えなかった。『今しかできない経験をしなさい』と育て、息子が成人した今でも正解だったと思っている」――そんな趣旨の体験談でした。

このポストは公開後すぐに約9万件のいいねと大バズりとなり、X上では

「子ども時代に流行りのゲームができないのは、それこそ"今しかできない経験"を奪うことになる」

「親の価値観で子どもの文化を遮断するのはどうなのか」

といった批判意見もある一方で、

「ゲーム禁止のおかげで他の才能が開花することもある」

という擁護の意見もあり、Xのタイムラインは賛否で大いに沸き上がりました。

確かに、子どもにゲームを与えるか、与えないか。与えるとしてどこまでルールで縛るか――これは、多くの家庭が一度は通る悩みでしょう。

親にガチガチに縛られて育った東大生は少ない?

さて、自分は普段、職業柄、多くの東大生・東大OBと接する機会があります。そんな筆者の正直な印象を先にお伝えすると、東大生で「親にガチガチに縛られて育った」という人は、実はあまり多くありません。

「うちの親は『勉強しろ』なんて一度も言わなかったですね」

「ゲームも漫画も普通に楽しんでましたよ」

「親はむしろ放任で、何をするか自分で決めていました」

――こういう声を聞くことのほうが、圧倒的に多いのです。

一方で、世間一般のイメージでは「東大生=親が厳しく管理して育てた優等生」という像が根強くあります。だからこそ、件の投書のように「ゲームを与えなかった」エピソードが、子育ての"成功譚"として語られやすいのでしょう。

はたして、現実の東大生はどうなのか。実際のデータで確かめてみたいと思います。

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