有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

【保護者必読】子どもの勉強 ChatGPTを使ったら「なんでそうなるか説明して」と聞くだけでわかること

6分で読める
AIを勉強に利用する子ども
東大に合格した人は、受験勉強にどのように生成AIを活用していたのでしょうか(写真:metamorworks/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

INDEX

生成AIの登場で、勉強のやり方が大きく変わりつつある。塾なしでAIだけを使って東大に合格する学生まで現れた今、「頭がいい子」と「そうでない子」の差はどこにあるのか。本当の頭のよさ」を説いた書籍『地頭力の正体』を7月に上梓したばかりの著者・西岡壱誠氏が、その違いを解説する。

「ChatGPTがあるなら、塾はいらないのでは?」

最近、保護者の方から、こんな相談を本当によく受けるようになりました。

この言葉通り、生成AIはかなり塾の代替として機能しています。英作文を頼めば一瞬で書いてくれる。数学の問題を写真で撮れば、途中式まで丁寧に解説してくれる。わからない単語を聞けば、例文付きで教えてくれる。しかも24時間、いつでも。塾の先生より知識量も豊富で、料金は課金したって月2000円程度。

これだけ便利な道具が手元にあるのに、わざわざ高い塾代を払う意味なんてあるのか?と思うのは、当然の感覚だと思います。

実際、これが間違っているかというとそういうことでもありません。

実は、今年合格した東大生の中には、塾の代替で生成AIを使って合格を掴んでいた人も一定数いました(自分が知っている中でいうと3人)。

じゃあ、この人たちはどんな風に使っていたのでしょうか?

「答えをくれ」より「こんな考えってどう思う?」と聞く

『地頭力の正体』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

まず前提として、生成AIで東大に合格していた3人に共通していたのはChatGPTに「答え」を聞くことが、ほとんどなかったということです。

たとえば、そのうちの1人は、数学の難問にぶつかったとき、こう聞いていたそうです。

「この問題、どこから手をつけるのが定石ですか?」 「自分はこういう方針で解こうとしてるんですけど、この方針って筋がいいですか?」 「自分の解き方とは別に、まったく違うアプローチってありますか?」

つまり、彼ら彼女らはChatGPTを「答えを出してくれる人」ではなく、「自分の考えを壁打ちする相手」として使っていたんです。

英語でも同様で、英語の長文を読むときには、まず自分で全部訳す。わからない単語は推測する。そのあとでChatGPTに、「自分の訳のおかしいところを、理由つきで指摘してください」と頼んでいました。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数