生徒:あれ? 日本語の文と英語の文でカードの枚数が違うよ。
先生:「am」はbe動詞というカード。英語の文は日本語の文と違って、動詞カードが必ず1つ入るよ。
生徒:日本語の文では必要ないのに、どうして英語の文では必要なの?
先生:日本語でも英語でも、文の柱になるのは「主語と述語」。1つ大きな違いは、日本語の文では「うれしい」のような形容詞のみでも述語になれるけど、英語の文では述語に必ず動詞が必要というルールがあるんだ。
生徒2:だから、英語の文ではbe動詞「am」カードが出たのか。
生徒:また出た! 主語と述語。さらに動詞? 形容詞??
先生:日本語の文を英語にするには、まず、日本語の文について学ぶ必要があるね。
日本語を英語にするのはむずかしく感じますが、実はカードゲームと同じです。日本語の文を文節(カード)に分け、英語のカードに変えたあと、ルールにそって並べるだけです。
日本語の文の組み立てを学ぼう!
英語の文の語順は、日本語の文の語順と大きく違います。英語の文をつくる前に、なれ親しんできた日本語の文を復習し、その後、日本語の文との違いをくらべながら英語の文を学習することで、英語がスムーズにしっかり身につきます!
日本語の言葉は、大きい順に、「文章>段落>文>文節>単語」の5つの単位に分けることができます。
文節:文を、意味が通じる範囲でできるだけ短く区切ったまとまり。
単語:言葉としていちばん小さな単位で、自立語と付属語がある。
文を文節に区切る力は、日本語の文を英語の文にするとき、とても重要になります。
文節に区切るコツは、「ネ・サ・ヨ」などを入れることです。「ネ・サ・ヨ」などを入れて読んでも意味が通じる部分が、文節と文節の切れ目になります。
文節の中の単語には、自立語(それだけで意味がわかる単語)と、付属語(それだけでは意味がわからない単語)の2種類があります。
文はいくつかの文節でなりたち、文節と文節はお互いに関係し合っています。主語と述語の関係もその1つで、主語は、文の中で「だれが(は)」「何が(は)」にあたる文節、述語は、文の中で「どうする」「どんなだ」「何だ」など、主語の状態を説明する文節です。文は基本、主語と述語から成り立っています。
主語や述語などの、ほかの文節をくわしく説明する文節のことを修飾語といいます。
以上のように、日本語と比べることで英語の文の仕組みが理解でき、英単語をカード化することで、視覚的にも理解しやすくなります。
ぜひ、日本語との違いを意識しながら中学英文法を学んでみてください。


