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のび太の言葉が教えてくれる《したたかな処世術》 「いつもヘマばかり」「全然やる気が出ない」人だって大丈夫!

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のび太のことばのなかにある「学ぶべき教え」を紹介します(写真:mits/PIXTA)
  • 横山 泰行 富山大学名誉教授/ドラえもんアナリスト

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のび太は、ダメ人間のようでいて、実は人生をうまく生きる天才だと思うのです――。こう語る富山大学名誉教授でドラえもんアナリストの横山泰行氏は、とかく生きづらい現代こそ、のび太のことばのなかには学べる教えがたくさん隠れているといいます。
本稿では、横山氏の著書『ポケット版「のび太」が教えてくれたこと』から一部を抜粋・編集する形で、作品ごとのストーリーの一部を追いながら、そんなのび太の言葉から垣間見える、したたかな処世術の一端を紹介します。

自分が最強になれる場を見つけよう

勤め人の世界では、出世競争から逃れることができません。

でも、その競争はスポーツのように明快なものではありません。実力だけではなく派閥などに左右されることがあるから、人事について考え始めるとなんともスッキリしない気分に襲われます。

「きのうまで"オレ様"で威張っていた部長が、社長が交代したとたんにいきなり地方へとばされた」なんていう話はざら。世の大人たちの多くは、こんなわけのわからない世界で評価されることもあるのですから大変です。

――のび太は、架空の世界を作り出すドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」を使って、「ねむればねむるほどえらい」と評価される世界を作り出しました。すると、のび太の評価はウナギ登り。いつでもどこでも眠ることができるのび太は、最高の評価を得られるようになりました。

ついには、テレビ局から「正しいひるね」という教養番組への出演依頼が。そこでのび太は、居眠り評論家の解説に合わせ、眠りの模範演技を披露しました。

「おおっ、なんという早わざ。…。0.93秒‼ おそらく世界新記録でありましょう‼」

「オリンピックのいねむり種目に、日本代表として、大活躍が期待されます」

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