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のび太の言葉が教えてくれる《したたかな処世術》 「いつもヘマばかり」「全然やる気が出ない」人だって大丈夫!

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のび太のことばのなかにある「学ぶべき教え」を紹介します(写真:mits/PIXTA)
  • 横山 泰行 富山大学名誉教授/ドラえもんアナリスト
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さあ、大変! なんとかして、そのイヌからミイちゃんを取り戻したいドラえもん。ガリガリと頭をかじられながらも、「ミイちゃんをまもってみせるぞ」と大奮闘して取り返すことに成功しました。ミイちゃんの持ち主である子どものパパからもその熱意を認められたドラえもんは、ミイちゃんを譲り受けることになりました。

ドラえもんは、そのミイちゃんに「自動餌食べ装置」や「自動歩き回り装置」や「自動おしゃべり機」などを取り付けて、完全なネコ型ロボットにすることに成功しました。話せるようになったミイちゃんは、ドラえもんに問いかけてきました。

「ココハドコ? キミダレ?」

ドラえもんは嬉しくてたまらない様子で答えます。

「ぼくドラえもん。きみのおむこさん」

すると、ミイちゃんは思いもかけないことを言ったのです。

「イヤダナアオムコサンダナンテ。ボク男ダヨ」

衝撃的な告白に、すっかり落ち込んだドラえもん。いつもとは立場が逆転して、のび太からなぐさめられることになりました。

「泣くなよ! 人生にはいろんなことがあるもんだ」

(『てんとう虫コミックス ドラえもん 第14巻』小学館 第14話目「すてきなミイちゃん」より)

それにしても、本当にいろいろなことがあるものです。女だと思って恋をしたら男だったなんて……。ドラえもんは、とんでもないヘマをやらかしましたね。

ヘマをしたって気にしない!

私たちは、人生においてたくさんの失敗を重ねています。一口に「失敗」といっても大きく2つに分けられて、人にまで迷惑をかけてしまう失敗と、自分が恥をかいたり落ち込んだりするだけで済む失敗があります。

ヘマはどちらかというと、後者の自分だけの問題ですむニュアンスですよね。人に迷惑をかけていないのならば、ヘマなんて、いくらやったって気にしないことです。

「恥ずかしい! 穴があったら入りたい」

私も、こんなヘマをしょっちゅうします。でも、こちらが気にしているほど、周囲は深く考えていないようです。だから早く忘れるに限ります。ヘマを早く忘れるためには、親しい友人に話してしまうのもいい方法です。

「こんなことしちゃってさー」

「えー! あはははは。でも、しょうがないよ。気にしない、気にしない」

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