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「まるで3歳児の50歳」「銀河一可愛い」…アメリカで"厳しめ評価"の《グローグー》が、日本で"人気爆発"してる理由

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スター・ウォーズ
大ヒット公開中のスター・ウォーズ最新作を解説します(写真:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)
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くりっとした大きな瞳が印象的なグローグー。日本のSNSでは「うちの子」と呼ぶファンも多い(写真:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)

日本の観客が反応しているのも、まさにこの点です。SNS上では「グローグーちゃん可愛すぎて脳が焼かれる」「うちの子が銀河一可愛すぎる」といった声が投稿されていますが、その"カワイイ"は、見た目の評価だけにとどまっていません。マンドーに守られるだけでなく、グローグー自ら守ろうとする、不器用な忠誠心に対して使われている言葉のように見えます。

グローグーが寿司やお蕎麦を頬張る姿の特別映像まで公開されています。公式YouTubeの総再生回数が100万回を超えるほど、高い反応を呼びました。ディズニープラスのドラマシリーズから印象づけていた食いしん坊なキャラクター性を、さらにとことん使いこなした映像です。丸い形を見るだけで口にしていた、より幼かった頃からの描写ともつながり、成長そのものを「食べる」ことで表現する巧みさがある。観客の感情がここまで動くのも、頷けます。

池袋PARCOの期間限定ストアには休日ごとに長蛇の列ができ、朝に再入荷したグッズが夜には売り切れる状態が続いているといいます。6月17日のIMAXグローグー応援上映会は両劇場とも完売です。カワイイが、グッズ購入と、再びスクリーンに足を運ぶ動機にまで広がっています。

寡黙な賞金稼ぎマンダロリアンと、50歳の幼児グローグー。日本では公開4週目で興収25億円を突破するヒットとなっている(写真:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)

7割近くがディズニープラス会員

アメリカの大手エンタメ誌『Deadline』の報道によると、本作の開幕週に劇場へ足を運んだ観客のうち、約68%がディズニープラスの加入者だったといいます。北米の客席は、すでにディズニープラスのドラマシリーズ「マンダロリアン」を予習してきた既存ファン層が中心だったとみてよさそうです。

マンドーとグローグーはスター・ウォーズという長寿シリーズの中では19年デビューの新参者です。映画発ではなく、ディズニープラスから生まれたキャラクターであることが、この客層の差を生んでいるのでしょう。

マンダロリアン(写真:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)

というのも、ドラマ版は、マンドー個人の話として組み立てられています。これまで3シーズンに加えて、「ボバ・フェット」の一部でも描かれてきたのは、孤独な賞金稼ぎだったマンドーが、1人の人間として何かを守る存在へと変わっていく再生の物語です。その守る対象がグローグーです。グローグー抜きで成立しない関係性であって、孤児同士のマンドーとグローグーが、本物の父と息子のような愛情を築くことも物語の核となっています。ただ、あくまでも主軸はマンドーなのです。

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