セブンカフェ スムージーは「1日半額でバズった商品」ではない。2015年に商品化検討が始まり、17年に一部店舗で販売、23年3月に本格発売、24年には約1.8万店規模へと広がってきた育成商材である。
半額の日、なぜ行列が起きたのか
26年6月10日、セブンカフェ スムージーは全品半額になった。この日は「スムージーの日」にあわせた施策で、半額はこの1日限りだった。6月10日から30日までは、アプリ提示で累計3杯買うごとに100円引きクーポンを配信する施策が別途用意されていた。
X上では、当日から翌日にかけて「行列」「売り切れ」「マシン待ち」といった投稿が相次いだ。セブン‐イレブン明石魚住浜西店の公式Xアカウントによる「在庫全て売り切れ」とする投稿も確認できた。一部店舗では完売、別の店舗では長い列ができたという投稿もある。
ポジティブな反応として「お得」「初めて飲んだ」という投稿もあったが、話題の中心は、混雑や欠品、マシン待ち、持ち帰り行為への批判といった運用面に広がっていた。
ただ、今回の半額施策で見えたのは、混雑だけではない。正直にいえば、6月10日の話題化がなければ、筆者自身もセブンカフェ スムージーがここまで育っていることに気づかなかったかもしれない。売り場に行く前は、数種類ほどの印象だった。ところが実際に冷凍ケースの前に立つと、すいか、グリーン、アサイー、抹茶、さつまいもなど、想像以上に選択肢がある。

