スムージーというカテゴリー全体の訴求は強まっているが、季節商品や特定フレーバーの展開には、地域差や店舗差もある。2億4000万杯まで育った商品でありながら、売り場で見るとまだ伸びしろも残っている。
売れるほど詰まる、マシン商品の構造
セブンカフェ スムージーは、ペットボトル飲料とはそもそも違う。蓋を開ければすぐ飲める商品ではない。
購入から完成までの流れはこうだ。冷凍ケースから商品を選ぶ。レジで会計する。専用マシンでカップのバーコードを読み取る。蓋を外す。カップをマシンにセットし、OKを押す。マシンで攪拌する。その後、洗浄工程が入る。
実際に作ってみると、1杯ならおよそ2分ほどで完成する。マシンには調理時間として70秒の表示があり、その後に洗浄時間として40秒ほどかかる。コーヒーや紅茶を買う人の流れに比べると、明らかに”待っている”感覚があった。半額の日に行列ができた理由は、現場でマシンを使ってみるとよくわかる。
人気が出たから並んだだけではない。商品構造として、1杯ずつマシンで仕上げる必要がある。需要が集中すれば、在庫だけでなく、マシンを使って1杯ずつ仕上げる時間そのものがボトルネックになる。

