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ライフ #廃墟モールの経済学

「前理事長が資金流用→逮捕」「テナント閉鎖が相次ぐ」…地元商店主たちが開発も衰退「茨城の廃墟モール」の悲しき顛末

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廃墟となった茨城県潮来市のショッピングモール
茨城県潮来市、かつての潮来町にあるモールが廃墟化した理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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「ショッピングプラザ ラ・ラ・ルー」もララルー協同組合による地元主導型ショッピングセンターで、現在はスーパーのタイヨー、マツモトキヨシ、100円ショップ、衣料品のサンキや地元商店が営業している。

国道51号沿いに建つ「ショッピングプラザ ラ・ラ・ルー」。空き区画が3つほどあるものの、生活に必要な店舗がコンパクトにまとまっていて便利(写真:筆者撮影)

「アイモア」の周りは競合に包囲されていったのだ。

テナントが次々になくなっていく

そこに「アイモア」の運営母体を揺るがす事件が発生する。2002年8月、協同組合の前理事長と前副理事長が、 1997年頃から協同組合の資金を流用していたと報道された。前理事長が社長を務め「アイモア」に出店していた呉服店は2002年春に倒産し、その後連絡がつかなくなったという。前副理事長が出店していた8テナントも閉鎖された。

前理事長は2006年に逮捕された。もともと地域商業の発展を考え、「アイモア」開発に動き出した発起人だった。

2004年には潮来市議会において、「アイモアは活気がなくなってきている」、「地域商業活性化のため県とともにアイモアと協議に入っている」と発言されている(平成16年3月定例会)。2007年には、「アイモアでは店舗が次々と撤退し、客数が減っている」と指摘されている(平成19年6月定例会)。

2014年8月には、43店舗あったテナントが25店舗にまで減少したことが報じられた(『朝日新聞』2014年8月30日)。

この苦戦を受け、「アイモア」は取り扱い商品が被らないホームセンターの誘致を潮来市に要望し、隣接地の市営駐車場にナフコが出店した。

「アイモア」のすぐ隣にあるナフコは現在も営業中(写真:筆者撮影)
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