東洋経済オンラインとは
ライフ #廃墟モールの経済学

「前理事長が資金流用→逮捕」「テナント閉鎖が相次ぐ」…地元商店主たちが開発も衰退「茨城の廃墟モール」の悲しき顛末

7分で読める
廃墟となった茨城県潮来市のショッピングモール
茨城県潮来市、かつての潮来町にあるモールが廃墟化した理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

「アイモア」は空き区画が増えるなかでも、多目的ホールや駐車場で音楽ライブやマルシェなどのイベントを行い、地域住民が集う場として機能していた。

しかし2018年に協同組合潮来ショッピングセンターが経営破綻。2019年1月に「アイモア」は閉鎖されてしまった。

潮来市議会では、「跡地は引き続き商業施設としての活用が図られることを期待したい」と発言されていた(令和1年6月定例会)。しかし、2023年に工場が入居し今に至る。

もうひとつの廃墟モールが存在する

冒頭にて、廃墟モールの誕生には7つの要因があると書いた。具体的には以下の7つだ。

①競合施設の存在、②モータリゼーションの進展、③アクセスの悪さ、④動線の設計ミス、⑤施設規模の不適合、⑥運営会社の破綻、⑦核テナントの撤退

「アイモア」は、①競合施設の存在、⑥運営会社の破綻が当てはまる。続く後編では、同時期に近くにオープンし、そして廃墟化したもうひとつのモールを挙げ、さらに詳しく分析する。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象