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キッズフォンの次になぜiPhoneか、アップル本社で見た「監視ではなく対話」の子育て思想

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ペアレンタルコントロール設定画面
iOS 27などで、子ども向けの安全機能が過去最大級に強化される(写真:筆者撮影)
  • 草刈 和人 テックメディア「ゴリミー」運営
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最初の心配は、子どもが勝手に怪しいアプリを入れたり、不適切なサイトを開いたりすることだ。ここにアップルは、子どもが申請し、親が承認するという仕組みで答えている。

アプリの追加もWebサイトの閲覧も、原則として親の承認を通る。暴力的・性的なコンテンツは自動でブロックされる。重要なのは、すべてを禁止するのではなく「申請して開く」設計になっている点だ。最初は守りを固め、子どもの成長に合わせて少しずつ開放していける。

たとえば、子どもがApp Storeでアプリを探すと、自分の年齢以下のアプリだけが表示される。親はその申請をメッセージで受け取り、年齢レーティングを確認したうえで承認できる。年齢レーティングをタップすれば、なぜその対象年齢なのかという根拠まで表示される仕組みだ。

「気づいたら知らない大人とやり取りしていた」を未然に防ぐ新機能(写真:筆者撮影)

誰とつながるかをつながる前に把握

次の不安は、知らない誰かと子どもがつながってしまうことだ。メッセージや電話、FaceTimeの相手は、新しい連絡先とやり取りする前に親の承認を求める設定にできる。

承認の前に、子どもの端末に送られてきたメッセージの中身を、親が直接確認することもできる。「気づいたら知らない大人とやり取りしていた」という事態を、入り口の段階で止められるわけだ。

加えて、メッセージやFaceTimeでヌードを検出した画像をぼかす機能は、これまでも18歳未満にはデフォルトで有効だった。今回からは対象が広がり、共有される画像や動画から残酷・暴力的なコンテンツを検出した場合もブロックされるようになる。

使える時間は、娯楽全体の「総枠」で管理する発想を採る(写真:筆者撮影)
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