最初の心配は、子どもが勝手に怪しいアプリを入れたり、不適切なサイトを開いたりすることだ。ここにアップルは、子どもが申請し、親が承認するという仕組みで答えている。
アプリの追加もWebサイトの閲覧も、原則として親の承認を通る。暴力的・性的なコンテンツは自動でブロックされる。重要なのは、すべてを禁止するのではなく「申請して開く」設計になっている点だ。最初は守りを固め、子どもの成長に合わせて少しずつ開放していける。
たとえば、子どもがApp Storeでアプリを探すと、自分の年齢以下のアプリだけが表示される。親はその申請をメッセージで受け取り、年齢レーティングを確認したうえで承認できる。年齢レーティングをタップすれば、なぜその対象年齢なのかという根拠まで表示される仕組みだ。
誰とつながるかをつながる前に把握
次の不安は、知らない誰かと子どもがつながってしまうことだ。メッセージや電話、FaceTimeの相手は、新しい連絡先とやり取りする前に親の承認を求める設定にできる。
承認の前に、子どもの端末に送られてきたメッセージの中身を、親が直接確認することもできる。「気づいたら知らない大人とやり取りしていた」という事態を、入り口の段階で止められるわけだ。
加えて、メッセージやFaceTimeでヌードを検出した画像をぼかす機能は、これまでも18歳未満にはデフォルトで有効だった。今回からは対象が広がり、共有される画像や動画から残酷・暴力的なコンテンツを検出した場合もブロックされるようになる。

